15歳のちゃーちゃんとの出会い

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京都の一部エリアで、新聞折込チラシを使って、当社の出張シャンプーお知らせをしました。
すると配布日の午前中に、「こんな嬉しい広告は初めて」と弾んだ声で電話を下さった方。
それが、ちゃーちゃんのママさんでした。

ちゃーちゃんはパピヨンの男の子。
とても元気なのですが、年齢的にサロンでは対応が難しいといわれたそう。
飼い主様が一緒についてますよ、とお話されたそうですが、やはり、残念ながら…とのお返事。
やってもらえる病院だと、1日お預けの形になるらしく。するとちゃーちゃんの体力が心配。
仕方なく、ご主人とお二人でお風呂に入れたり、眠っているときにカットしたり。
でも動き回ったり、嫌がったりで、なかなかうまくいかず。
京都府内で、出張でやってくれるサービスがないか、ネットでも探したけれど見つからなかたそうです。
「だから、広告で見つけたときに、あーあった!って嬉しくなったのです」

普段からパパさんが丁寧にブラッシングしてあげているとのこと。
被毛の状態も艶があり、足腰も元気。
本当に大切な存在として、ご家族みんなで可愛がっておられる様子が伺えました。

ご自宅ガレージに車をとめて、ちゃーちゃんをお迎えしました。
車内のトリミングテーブルに乗せた直後は、少し緊張してぶるぶる。
(何が始まるのだろう、何されるのだろう?)
目が訴えていました。そりゃそうですよね。初めての場所ですから。

車外からママさんが「大丈夫だよ」って声をかけてくださって。
何かあればすぐに携帯に電話できるように体制をとりました。
私も、様子を見ながら、無理せずにストップするつもりで始めました。

まずは爪切り。そして足裏バリカン。
大丈夫かな?と私自身も少し緊張。
ところが、作業をするために体を保定した瞬間、すっーと力を抜いてこちらに体を委ねてくれて。
えー???不思議な感覚でした。

(任せてくれるんだ)
ちゃーちゃんのメッセージを感じたのです。
あとは、シャンプーもドライングもまったく抵抗なし。
お手本のような振る舞いでした。

ご自宅だから、やっぱり安心だったのでしょうか。
途中、幼稚園から帰ってきたお孫さんたちも窓の外からちゃーちゃんに声援を送ってくれました。
それには、お兄ちゃんのように、しっぽを振って反応。
まるで「ボク、がんばってるでしょ」とでもいいたげな表情でした。

パピヨンは耳の飾り毛が特徴で、長い被毛がとても美しい犬種です。
でもママさんと相談して、ご飯を食べるときに邪魔にならないよう胸まわりは思い切ってボリュームを落としました。
体の毛もすきバサミでボリュームを落とし、被毛の長さも少し短めに揃えました。
お尻やお腹まわりは、排泄時に毛が汚れないよう、短く切り揃えました。
事前のヒアリング、大事ですね。
飼い主様から、わんちゃんの癖や、トリミングの目的をきちんと伝えてくださるのは大変ありがたいことです。

「わあ、キレイになったね。さっぱりしてよかったね」
シャンプーとカットで2時間弱。
ご自宅内で用事をしながら、気をもみながら待っておられたママさん。
ちゃーちゃんを見てとっても喜んでくださいました。
「主人が帰宅したら、きっと喜んでくれるはず。ぜひまた来てくださいね」

喜んでいただける仕事ができている。
そう思えただけでも、ありがたく。
逆にご依頼くださったお客様に、感謝、感謝、でありました。

追伸:緊張で写真撮影を忘れました。残念!イメージ写真でご容赦ください。

(写真:pixta)

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